2008年10月15日
本日の予想

投資家の皆さんおはようございます。10/15ナビゲーターを務めます、田中空見子です。
昨晩のNY市場の動きを見ると、レスキュー・ラリー第二幕は早くも雲行きが怪しくなって来ましたね。400ドル上昇後に300ドル近い下げもあり相変わらずボラタイルな相場で不安定です。欧州ではじわりと長期金利が上昇しており、金融危機対策による副作用が既に出てきています。それでは昨日の海外マーケットの結果からみていきましょう(海外株価を紹介する)。
まずは、NY外為市場の動向から振り返って参ります。
14日の円相場は3日続落。前週末比1円40銭円安・ドル高の1ドル=102円ちょうど―10銭で取引を終えています。円は102円台後半に下落して始まりましたが、この日の安値となる102円98銭を付けた後は下げ渋りました。株式相場が下げに転じると、午後は円買いが入りました。市場では、この金融危機対策で本当に安定するのか、今後実体経済をどれほど押し下げるのかなど不透明感は点が多く、今後もリスク回避傾向から円買いが入りやすい環境にあるとみているようです。この日の円の高値は101円50銭でした。
円は対ユーロでも大幅に反落。前週末比4円10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=139円ちょうど―10銭で取引を終えています。円は一時141円74銭まで売られる場面があり、米株式相場が下げに転じた後は下げ渋りました。
次にNY株式市場の動向を振り返ります。
政府は金融市場混乱を抑えるため、まずは主要金融機関9社を対象に株式取得による2500億ドルの資本注入を行うと発表しました。これを好感して朝方こそ大幅高で取引を開始しましたが、ポジティブ材料にも上値が重く、寄り付き後は失速。インテルの決算発表を控え、この日は特にハイテク株の軟調さが目立ち、ナスダック指数は寄り付いて早々とマイナスに転じました。ダウとS&P500種指数も2時以降下げ幅を拡大しましたが、引けかけては戻し結局小幅安で取引を終了しました。ダウの高安差は700ドルを超え、引き続きボラタイルな展開となっています。
最後に本日の日経平均先物です。
NY市場の値動きからは、米政府による公的資金注入や債務保証は既に織り込み済みであり、買いが一巡した後は上値の重さが感じられました。取引時間中は大幅に売られ、引け後に決算を発表したインテルの業績は予想を上回るEPSとなり、時間外のNASDAQ100の上昇に寄与していました。しかし現在のグローベックスではS&P500が1000Pを割り込み、2.5%程度のマイナス。18P程度高かったNASDAQ100も先ほどマイナスに転じています。昨日当コラムで指摘した通り、週末の米国市場の上昇幅に日経平均を当てはめると8900円から9000円が妥当な線で、米国同様に大幅高の翌日で寄り付き後は上値の重さが感じられる一日となりそうです。仮に昨日の225先物の始値9330円を下回るようだと、9000円の大台が意識される展開となりそうで、景気動向を映しやすいハイテク株が米国で弱いことをみても、今後は世界景気の減速で企業の設備投資手控えが続き、実態経済の悪化がどの程度になるかに注意を払わなければいけないでしょう。
本日の想定レンジは8800円〜9600円です。
シンガポール日経225先物はシカゴ清算値を下回る9420円でスタートし現在は、9360円付近を推移しています。それでは、本日も一日頑張りましょう。
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hima04366 at 10:31 



